2012年11月30日金曜日

カイジから学ぶ②
















前回は、『なぜ負けるのか』⇒『本屋で襲いかかる便意』⇒『神の領域』と…


自分でも訳が分からない方向に行ってしまったので、今回は真面目に書こうと思う。



またまたカイジから勝利へのヒントを発見し、稚拙な文章で書き殴ってやろうじゃないかということで、早速読み返していると…



ありましたありました!

限定じゃんけんにて使ったカイジの手法とそのトラップに隠された勝利へのヒントが!



簡単に、ホント簡単に限定じゃんけんの説明をすると…
カードでじゃんけんをして、勝ったら相手の星を奪える。
そして、勝負に使ったカードは回収されるっていう単純なルール。





んで、ざっくり順を追うと…


勝負開始



カイジ、わずか20分後には騙されカードがチョキ1枚だけに



他人に行く末を委ねてしまい後悔…八方ふさがり



同じようなクズ2人と徒党を組む(カード、チョキ4枚にパー1枚)



クズの一人が勝手に勝負



そいつが負けて、パーのカードが消滅



あまりにもバランスの取れていない手札に・・・(チョキ4枚だけ)



ここでカイジのひらめき



バランス良くカードを消費している相手を見つける



勝負① カイジ勝つ



カイジはこの勝った勢いにで勝負する振りをして相手を誘う。



勝負② カイジ負ける



相手がチョキ2連続で出したカイジを見て、再度勝負に誘う。



勝負③ カイジ勝つ(当然、チョキしか持ってないのでチョキで)



三連続でチョキを出したのだから、もうチョキは出ないはず…

ギャンブルではこういう考えが一番危ない
まさに地獄に直結する道
チョキチョキチョキと来たから
もうチョキがないという読みは
まさに泥沼引用)

相手がこの思考の泥沼に嵌る。



勝負④ カイジ勝つ(あっさり2連勝)



この話から分かることは、相手の常識・経験からの思考を逆手にとって見事にカイジが連勝したということ。

相手はカイジの手札が分からない以上、いくら同じ手が続こうとも予測できる訳ではないにも関わらず、

これまで、自分の信じていた理を貫こうとする(まさに泥沼、カイジの思惑通り)事で連敗。



まさに『ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)』

※誤謬(ごびゅう)というのは一見正しく見えるが、誤っているということ


これはコインを投げて裏と表の出る確率は、当然1/2。

しかし、これが表⇒表⇒表と続くと、

「これはそろそろ裏がでるかな?」なんて思惑に駆られるわけです。

実際は、何度なげても確率は変わらないのに…



こんな時に使われる言葉が『ギャンブラーの誤謬』で、カイジはこの心理傾向を見事に突いた訳ですね。



んで、このギャンブラーの誤謬を使って成功している商売が…



何を隠そうパチンコ店なわけです。



パチンコ台の上やら横やらに、ほぼ間違いなく付いているのが《データ機



ことスロットにおいてのデータ機は利用するメリットもあるにはあるけど、


パチンコに関しては言えば、そりゃもう誤謬を引き起こすトリガーそのもの。

確率とデータ・・・なんとなく信頼できそうな言葉・・・そこに落とし穴が。


昨日も一昨日もハマっているから…


もう、確率の3倍以上もハマっているから…


昨日、大爆発してたから…


あたかもその情報が、次の大当たりのヒントかのような思惑を抱かせ、そこに誤謬が生まれる。


そんで、サンドにお金を入れちゃう。


実際、1/300の台があった場合、
スタートチャッカーに玉が入ったら毎回1/300の確率で抽選しているわけで、
なんぼハマったからって、出やすくなるとか無いんですけどね。



パチンコ以外でも、この誤謬が顕著に表れるのがFXであったりだったりで、



一方的に上がったり、下がったりしている時に場面に出くわすと…



もうそろそろ下がるだろう…


いくらなんでも上がりすぎだ…



なんていう思考に駆られて、逆張りをし、痛い目に遭うということにも繋がる訳です。



はい、私も幾度となく散々な目に遭いましたよ…



こういった誤謬が発生しそうな場面に出くわした時に冷静に判断する事が出来れば勝利に一歩近づけるのではないだろうか。っというわけです。


って事を踏まえたうえで来月からしっかり勝負(FX)したいと思う。

※11月収支▲71円(29日時点)
ギャンブラーの誤謬のせい↑


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